<雇用>
●産業雇用安定助成金等の助成金を一部見直しへ
 厚生労働省は4月8日、雇用関係助成金を見直す「雇用保険法施行規則及び建設労働者の雇用の改善等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」を公布し、同日に施行しました。産業雇用安定助成金のスキルアップ支援コースは、支給対象に出向先事業主を追加、早期再就職支援等助成金は賃金上昇を伴う中途採用の拡大を促進するため、中途採用者の採用人数要件及び中途採用率の要件を緩和する一方、中途採用者の賃上げ(5%以上)を必須の要件とします。このほか、六十五歳超雇用推進助成金、両立支援等助成金、人材確保等支援助成金、キャリアアップ助成金などの支給要件や助成額等を見直します。
 
●不法就労防止や日本語教育、外国人雇用指針改正へ
 厚生労働省は4月 13 日、労政審雇用対策基本問題部会を開催し、外国人雇用管理指針の改正に向けた論点を示しました。外国人との秩序ある共生社会の実現には、事業主が適切な雇用管理等を行うことが重要であると明記するとともに、不法就労防止や適正な労働条件の確保、日本語教育の機会の提供支援や日本語能力に配慮した教育訓練の実施に努めるなど、事業主に求める対応を明確化します。さらに外国人労働者の雇用状況の届出の見直しや、令和9年4月1日から受け入れが開始される育成就労制度に関する事項を追加します。同省は4月 14 日、同指針の一部を改正する告示案に関する意見募集を開始しました。一部を除き令和9年4月1日から適用する予定です。