●年金受給者に公金受取口座登録の意向確認書送付 日本年金機構は7月1日、令和8年8月から令和9年2月にかけて、年金受給者に対して年金払込口座の公金受取口座登録に関する意向確認書を送付することを表明しました。公金受取口座登録法の改正により、年金受取口座の情報を厚生労働省からデジタル庁に提供し、公金受取口座として登録することが可能なったことから、登録の意向を確認します。送付対象者は令和8年4月 15 日時点で 65 歳以上(昭和 36 年4月 16 日以前生まれ)の年金受給者です。すでに登録している者や国外居住者などには送付しません。 ●GPIFの2025年度運用収益41.4兆円、率16.47% 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は7月3日、 2025 年度の年金積立金の運用状況を公表しました。収益額は 41.4 兆円、収益率は 16.47 %、年度末の運用総資産額は 293.6 兆円、実質的な運用利回りは累積で年率 4.33 %となり、目標とする長期的な運用利回り(年 1.9 %)を上回りました。こうした運用実績は、24 年の財源検証の前提を 11 %程度上回る結果であり、年金財政にも好影響を及ぼします。厚生労働省によると、最終的な所得代替率が基礎年金・報酬比例全体で 2.2 ポイント程度改善すると見込まれます。 ●被保険者数増や賃上げを背景に収入増ー協会けんぽ 協会けんぽは7月3日、2025 年度の医療分の決算見込みを公表しました。収入総額は 12 兆 3,406 億円、支出総額は 11 兆 6,611 億円、収支差は前年度から 209 億円増えて 6,975 億円の黒字です。収入面では、被保険者数の増加(前年度比 1.8 %増)や賃上げ(標準報酬月額 1.8 %)などを背景に前年度から 4.881 億円増加しました。一方、支出面も保険給付費の伸び(2,818 億円増)などを要因として 4,672 億円増加(4.2 %増)しました。今後も賃上げ等により標準報酬月額の増加が見込まれますが、26 年度は平均保険料率を 10.0 %から 9.9 %に引き下げています。 |