●不妊治療との両立支援制度等がある企業は3割弱
 厚生労働省は3月 29 日、令和5年度に実施した不妊治療と仕事の両立に関するアンケート調査結果を公表しました。それによると、不妊治療をしている従業員が受けられる支援制度等がある企業の割合は3割弱(26.5 %)にとどまることがわかりました。一方、不妊治療をしたことがある人のうち、3割弱(26.7 %)は不妊治療と仕事の両立ができなかったと回答しました。その結果、仕事を辞めた人は 10.9 %、不妊治療をやめた人は 7.8 %、雇用形態を変えた人は 7.4 %でした。調査は従業員 10 人以上の企業 1,859 社と男女労働者 2,000 人の回答を集計しました。