●令和5年出生数は 75.8 万人で過去最少ー厚生省速報
 厚生労働省が2月 27 日に公表した人口動態統計速報によると、令和5年の出生数は前年(79 万 9,728 人)から4万 1,097 人減少して、75 万 8,631 人となることがわかりました。8年連続の減少で、過去最少を更新しました。一方、死亡数は 159 万 503 人で過去最多を更新し、差し引きの自然増減数は 83 万 1,872 人で過去最大の減少幅となりました。婚姻件数も前年から3万 542 組減少して 48 万 9,281 組となり、今後も少子化傾向が続く懸念が深まります。政府は、若年人口が急減する 2030 年代に入るまで少子化傾向を反転させる重要な分岐点だとしていて、こども未来戦略に基づく少子化対策の着実な実行をめざします。