●自己啓発しない理由「忙しい」「評価されない」 労働政策研究・研修機構は3月 13 日、人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査結果を公表しました。それによると、自己啓発(自発的に行う教育訓練)を行ったと答えた人は 14.9 %でした。実施しない理由を尋ねたところ「仕事が忙しくて時間が取れない」が3割超( 32.8 %)で最も高く、次いで「自己啓発を行っても会社で評価されない」が約4分の1(26.1 %)、「費用を負担する余裕がない」が約2割(21.5 %)と続きました。調査はインターネットで実施、1万人から回答を得ました。 ●令和6年度末の在留外国人 377 万人で過去最高 出入国在留管理庁が3月 14 日に公表した令和6年末現在における在留外国人数によると、376 万 8,977 人となり、過去最高を更新したことがわかりました。前年度末比で 35 万 7,985 人(10.5 %)増加しました。在留資格別では「永住者」が 91 万 8,116 人(前年度比 3.0 %増)と最も多く、「技能実習」が 45 万 6,595 人(同 12.9 %増)と続きました。前年度からの増加率が最も高いのは「特定技能」で 28 万 4,466 人(同 36.5 %増)でした。国籍別では、中国(87 万 3,286 人)最多で、ベトナム(63 万 4,361 人)、韓国(40 万 9,238 人)の順でした。 |