●協会けんぽの令和8年度平均保険料率は9.9% 全国健康保険協会は昨年 12 月 23 日、令和8年度の平均保険料率について現行の 10.0 %から 9.9 %に引き下げる方針を決定しました。保険料率の引き下げは協会発足後初めてです。前身の政管健保を含め 34 年ぶりです。保険料率を引き下げても、賃上げによる被保険者の標準報酬月額の上昇で収入は 516 億円増かする見通しです。なお、介護保険料率は現行の 1.59 から 0.03 ポイント増加して、1.62 %です。また、令和8年度から子ども・子育て支援金の徴収が開始され、その支援金率は被用者保険一律で 0.23 %とされました。 ●住宅に係る現物給与価格の算定対象を総面積に変更 厚生労働省は1月 21 日、厚生労働大臣が定める現物給与の価格の一部を改正する告示案について意見募集を開しました。令和8年度は、住宅で支払われる報酬等に係る現物給与価格について、居住室面積ではなく総面積を算定対象とし、畳数ではなく平米数により面積あたりの単価を定める方法に変更しました。居住室面積を算出するため、玄関、トイレ、浴室、廊下などの居住用以外を除外する必要はありません。また、単価も1畳単位ではなく1平米メートル単位となるため、洋間等の畳を敷いていない居室について 1.65 平方メートルを1畳に換算して計算する必要もありません。適用時期は食事で支払われる報酬等に係る現物給与価格は令和8年4月、住宅は令和8年 10 月とします。 |