<労働基準 続き> ●安衛法に基づく健診に血清クレアチニン検査追加へ 労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目等に関する検討会は昨年 12 月 17 日、健診項目に血清クレアチニン検査を追加することを求める報告書を大筋で取りまとめました。定期健康診断の項目は労働安全衛生規則で定められていて、同省は今後、労政審に安衛則改正を諮問する方針です。血清クレアチニン検査では、現在の検査項目である尿蛋白検査、血圧検査、血糖検査では把握できない腎機能低下リスクの把握が期待されます。なお、このほか検討されていた眼底検査や骨粗鬆症検査等の追加は見送られました。 ●熱中症防止対策で検討会初会合、予防策指針策定へ 厚生労働省は昨年 12 月 23 日、職場における熱中症防止対策に係る検討会の初会合を開きました。令和7年6月に施行された改正労働安全衛生規則は、熱中症重篤化防止の観点から事業者に体制整備や措置の実施手順作成、関係作業者への周知を義務づけました。その結果、令和7年 10 月までの死亡者数は 12 人(前年同時期 29 人)まで減少しました。しかし、休業4日以上の死傷者数は、同 1,537 人(同 1,112 人)に増加していて、今後も安衛則の遵守徹底を図る必要性が確認されました。また、重篤化防止に加えて予防策の重要性も指摘されていて、同省はガイドラインを策定する方針です。 |